１１月２１日〜パリ到着→Ｍａｄｓ様お部屋訪問〜
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パリへの道。
このイベントがあることを最初に知ったのは、６月の終わり。ＴＭのトリビュートライブに参加している友達からのメールだった。仕事からの帰宅途中で受け取ったわたしは、即「行く！」というやけにあっさりした返信を送り（笑）家路に着く。そしてオフィシャルサイトをチェック。だが、まだ情報は更新されていなかった。しばらくしたら更新されていて、それを見て実感する。
「うわ〜い！！！行ける日程だぁ！！！」狂喜乱舞（笑）７月からフランス語の勉強をしようとココロに決めた。
駄菓子菓子（爆）実際にちゃんと勉強したのは７月くらいで、あとは忙しかったり、体調を崩したりして、図書館で本を借りてはくるものの、手をつけないことが多く、実にはなっていなかった・・・（＾＾；行くと決めてから時間があったのに、下調べもなーんもやってなかった。いつもそう。直前に慌てるのだ。学習しろよ！（笑）

直前に迫ってきて、集合時間が「７時半予定」であることを知る。それだと始発でも間に合わない。前泊しなければならなくなった。そこで、旅行会社に手配してもらわず、自分で良さそうなホテルを探して予約した。
実際の集合時間は７時４５分で確定し、それだとなんとか間に合うけれど、余裕がないので、結局そのまま泊まることに。成田空港敷地内にある、エアポートレストハウスだ。一番近い。
翌朝、ホテルで朝食をとっていると、金髪短髪の女性発見！明らかに、イベント参加者だわ（笑）

ホテルを出て、空港に着き、友達と合流する。今回のグループは全部で５人。揃って受け付けしに行く。１人後から「同じグループで」ということにしたのだが、ちゃんとなされてなかった！受付してみたら、別のグループになってしまっていたのだ。ちゃんと仕事しろよー（爆）
受付ではパスポートホルダーとイベントパス、諸注意の書かれた紙を受け取った。イベントパスにはＭａｄｓ様のお写真が両面載っている。イベント告知用チラシと同じ、サングラスをかけた写真だ。ナンバーがふられていて、これで抽選会を行うのだな、と予想がつく。”Scorpion””Snake”のサインとともに、それぞれ蠍と蛇のイラストも描かれていた。・・・これはホントに蠍か？ザリガニみてぇ・・・（爆）

８時半に再集合しろということなので、開いた少しの時間、２人は一服しに、２人は両替しに行くということで、やることがないわたしはベンチで座って時間をつぶした。だって、タバコは吸わないし、両替だって事前に済んでるから。両替所でレートを見たら、悪かった。ちなみにわたしは、京成線上野駅の自動両替機でやったのだ。”空港より２円以上安いです”と書かれていたのは、嘘じゃなかった！しかも楽だし。
ベンチに座り、ぼんやりと空港内を見渡した。・・・すっごい人ひとヒト！！！両替所も大行列だもん。みんな海外旅行するのだなぁ。わたしもだけど（笑）

８時半に再集合し、これから出発までのこと、パリに到着してからのことなど説明を受ける。それからアンケート用紙も受け取った。飛行機内で書いておくよう言われた。
お題は、直球クエスチョン・語ってもらいたい話題・ライブでの新曲予想・自己ＰＲだった。名前欄他にイベントパスに書かれてる番号を書く欄もあって、このアンケート用紙が抽選くじになるとのことだった。だから「書くことがなくても、名前と番号を記入して提出して」って。

ながーく列が伸びているセキュリティチェックを早めに通り、出国手続きを終えて、搭乗した。出発は１０時予定だったが、時間通り離陸するはずがない。いつもより空港内が混雑していて、セキュリティチェックの列の進みも遅く、時間に間に合わなかった人が、なんと１８人もいたらしい。
飛行機も大渋滞。成田空港、いっぱいいっぱいだからなぁ。１０時４５分、ようやく離陸した。
今回の飛行機は往復ともにＪＡＬだった。最初は、飛行機の中からフランス気分が味わえるから、エールフランスが良かったのだけど。でもＪＡＬも好き。スカイタイムとビーフコンソメスープを絶対飲もうと思った（笑）

成田からパリまではおよそ１２時間の空の旅だ。
コナンの映画を途中から（笑）見たり、無印のおつまみこんぶを摘んだり（笑）、ソリテリアやフリーセルをして時間をつぶした。ホントはいっぱい寝たかったのだけど。あまり寝た気がしなかった・・・。「え？いっぱい寝てたじゃん？」って言わないでー。３０分おきくらいに目が覚めちゃって、熟睡感がなかったの。目を瞑っていただけの時もあるし。

パリ到着。ホテルへの道。
現地時間１４時３５分、シャルル・ド・ゴール空港に無事着陸。窮屈な空間から抜け出した。今日の飛行機はほとんど揺れなかったなｖ日本とフランスの時差は８時間。日本だと２２時ということになる。もう一度お昼からやり直し。
スタンプも押してくれない、パスポートをさっと見るだけの簡単な入国審査を通って、ついにフランス入国だ。ざわざわとした成田空港と違って、ド・ゴール空港はやけに静かだった。広い空港で分散されてるからなのかなぁ。白を基調にしたシンプルで洗練された感じのする空港だ。出発と到着の時間を標す電光掲示板は楕円形で、どことなくお洒落（笑）
ターンテーブルで回っている荷物を自分で取ってから（ロンドンの時はポーターさん雇ってたのに！）大きい荷物を（わたしのは小さい方だけど・笑）押して、ゾロゾロとバスへと向かう。荷物を積んで、１６時少し前、空港を出発。

揺られること約１時間。IBIS HOTEL Paris Porte de Clichy到着。長旅の疲れと睡眠不足からきたのか、すっかりバス酔いしてしまった・・・（ＴＴ）すぐにでもホテルの部屋に入って休みたいのに、添乗員がチェックインの手続きをしている間、バスの中で待機。しかもアイドリングしっぱなし。やーめーてー、揺れないでぇ（泣）
おまけにホテルの正面玄関が使えなかったため、廃墟のような裏口前で待たされた。『・・・ここで大丈夫か？！』と多くの人が思ったに違いない（爆）
いったん、団体用の集会所みたいな所に集められ、そこで添乗員からルームキーを受け取った。一人部屋♪
「２１時以降は部屋に居るように」念を押される。ハッキリ言ってないけど、みんなもうわかってる。あるのね、アレが（笑）

ようやく部屋にたどり着いた。ドアを開ける。・・・め、めちゃくちゃ狭い（＾＾；部屋に入ると、ベッドと壁との隙間は人ひとり通るのがやっとくらい。しかもツインのシングルユースだったため、ベッド１つ余分。片してくれたら広くなるのに・・・。そこでぴんときた。ベッド、くっつけちゃえ。ベッドとベッドの間にあった、ちゃっちいサイドテーブルを抜いて、片方のベッドをズリズリ動かす。楽に動いてくれてよかったわｖこれでダブルベッドとスーツケースを広げられるスペースの出来上がり♪


夕食への道。
荷物を少し整理してから、友達の部屋に集合。うちの部屋と同じサイズを２人で使うのはとても窮屈そう・・・。ベッドの上にスーツケース乗ってたし（笑）すでにもう”仕込み”がされてあった（謎笑）

それから５人で夕食へと出かけようと、レセプション階（０階→日本の１階にあたる）に下りる。そしたら添乗員さんがまだツアーデスクのところにいて、注意を受けた。「お嬢さん方、バック、コートの中ね」
うーん、確かにホテルに向かうバスの中で、スリやひったくり対策として、バッグは斜めがけして、その上にコートを着るよう言われたけど。別にコートの上からでも、斜めがけしてるし、いっかなぁと思っていた。
かっこ悪いし、躊躇してるととどめの一言。「旅行しに来て大使館行きたくないでしょ？」・・・はい。それはイヤ。そのときから、バッグはコートの中、が定位置になった。切られて持ってかれちゃうこともあるからねぇ。ホントはそれが一番安心なの。

気を取り直して外へ。パリに来る前、「惣菜を部屋で食べるのもいいよね」なんて言ってたんだけど、この辺りに惣菜屋さんはあるのかな？
わたしは疲れてて面倒だったので（爆）目の前のカフェでさっと食べちゃおうと提案したけれど、あまり乗り気じゃないみたい（＾＾；とりあえず、近くのスーパーに行ってみることにした。「あんな小さなスーパーじゃ大したものないよ」と付け加えておいて。
案の定、めぼしいものはない。イベント参加者が大勢狭い店内をぐるぐる回ってておもしろかった（笑）友人にも遭遇。解禁したばかりのボジョレーヌーボーを手にしている人もいた。飲めればなぁ。そこでワインとともに、チーズやハムを買って、近くのパン屋さんでパン買って、それも良かったのだけど。
「何もないね」とスーパーを出て、道路を渡って反対側のカフェでも入ろうかとなった時、サンドイッチ屋The 178のおじさんに日本語で声をかけられた。日本語のメニューも渡してくる。右も左もわからぬ、パリ初日。やっぱり”日本語”だと安心してしまうもの？結局そこで買うこととなった。丁寧な手書きの文字が並んだ日本語メニューを指差しすれば、ちゃんとわかってくれた。が。わたしのプライドがそれを許さず（笑）一人「ツナ」を仏単語で注文。でも「マヨネイズ（は入れる）？」と聞かれて思わず、「Yes!」（＾＾；その後のコも「Yes!」と言ってしまって、おじさんに「"Oui,s'il vous plaît."」と訂正された（笑）
ショーケースの中のバゲットがなくなってしまい、隣の建物に取りに行ってるし（笑）マイペースだなぁ。
その場でも食べるスペースはある。けどお持ち帰り。店主や客層は白人系ではない。アジアでもなさそう。トルコ系移民かしら。
全てが出来上がって、５人で「めるし〜」と立ち去ろうとしたら、日本語で「また明日」だって！（笑）・・・いや、遠慮するよ。でもメニューもらっちゃった。返そうとしたら、あげるっていうから。
うちらが去った後にも、日本人が捕まっていた（笑）イビスホテルは団体客がよく利用するホテルだ。こう”ひっかかる”人が後を立たないのだろうな（笑）
←道路挟んだ向こう側から撮ったから遠くてわかんない・・・。

部屋が狭いので、それぞれの部屋で食べようと別れた。・・・疲れてたし。
バゲット丸々一本のサンドイッチを食べる前にカシャリ。まぁ、本場（？）フランスにはもっとながーいバゲットはあるけど。日本でイメージする”フランスパン”ってこのくらいのサイズかな？
フツーにおいしかったが、でかすぎて半分で断念した。
←ツナとレタス、ゆで卵、トマト入り。

Mads様、お部屋訪問。
食事をした後、おもわず化粧直しを始めてしまうわたし（＾＾；会えるのなんて１分そこらだろうに・・・。サンドイッチを食べながらＴＶを見ていたのだけど、２１時を過ぎたら落ち着かなくなって、消してしまった。
椅子に座りながらＭａｄｓ様を待つ。・・・待つ。・・・待つ。・・・Ｚｚｚ。椅子に座りながらこっくりこっくり（眠）。なかなか来ない。わたしの部屋は１階だったのだが、上から回ってくるらしい。
広いベッドにころがってガイドブックを読み始めるが、やっぱりおねむで頭に入らず。居眠りしては、ハッと気がつき、居眠りしては、ハッと気がつく。それを繰り返す。数回、ドア開けて廊下を覗いてみたり。けれど、ひとけはなく、しーんとしている。
眠気に加えて、段々と気持ちが悪くなってきた。サンドイッチがいけなかったのか？疲れからくるものなのか？よくわからないけれど、「くるしいぃ。とっとと来やがれ！」と思ってベッドの上で苦しんでいた（爆）
２２時を回り、眠りに片足突っ込んでるどころか、半分以上寝てしまっていたが、ある瞬間、今までより勢いよく眠りから覚めた。

ハッ！

ノックの音で目が覚めたのではない。エレベータが止まった音がした気がしたのだ。いくら部屋がエレベータホールのすぐ側だって、意識してなきゃ気がつかないものなのに。まして寝てたくせに。第六感か何かが反応したのか？！（笑）

「きたっ！」と無意識に頭をよぎった瞬間、廊下から聞こえた。
伊藤さん、じゃないや、スネイク様独特の楽しげな笑い声。
「うははははっ・・・」
ぎゃぁ！！！すぐ側で聞こえるっ。きっと次だ、うちだ！慌てふためき、無意味に部屋をうろうろ。そしてすぐにノックの音が・・・。

コンコンコンコン・・・。
ドアを開けると、目の前にＭａｄｓ様のお姿が。だ、ダイレクトＭａｄｓ！！？開けたらすぐにＭａｄｓ様、の意味（笑）だって、ロンドンの時は、スタッフが「もうすぐですから」って先に教えてくれたんだもん。
「ぼんそわ〜」まずスコーピオン様がお入りになる。
「Bonsoir」と迎え入れた。押さえているドアの影からちょこんと顔を出して、続いて入っていくスネイク様にも「Bonsoir」「ぼんそわ〜」
ちなみにわたしの方がフランス語出来るはずだから、差をつけてみた（爆笑）
うわ〜い！スペース作っておいて良かったよぉｖ奥まで入ってきてくれたｖ
わたしはドアを背にＭａｄｓ様と向かい合った。左がスコーピオン様。右がスネイク様。
ロンドンの時、英語でしゃべったので、「今回はフランス語？でも通じないよなぁ」と思っていたら、普通に（笑）日本語で話してくれた。

「一人なの？」
「そうなんです」
「ワインはもう飲んだ？」
「飲めないんですよ・・・」
「あらぁ・・・」あうっ。哀れみのお声と表情・・・。ちょ、ちょっとくらいなら！
「そうなんだ？じゃぁ、エスカルゴは？」
「・・・なんか気持ち悪くないですか？（笑）」
「そんなことないよ！ボク、食べたけど。おいしいよｖ」とニッコリお薦めされた。
スネイク様も”うんうん”頷いている。ってか、しゃべって！（＾＾；
スネイク様を見たら、プレゼントらしきものを渡したそうにしていた。ほら、タイミングを計っているような。
そこで「今月わたし、誕生月なんですｖほら、ケーキも用意してあるんですよ！」と言ってみた。
「あ、そうなの？おめでとう」とスネイク様からは紙切れ（爆）を。
「おめでとう〜」スコーピオン様からはイヤーマフを頂いた。あ、これ今も２人がしてるやつと一緒だ〜、と思いつつ、「Merci beaucoup.」とお礼を。
そしたら「上出来ｖ」とＧｏｏｄ！の指を見せながらスコーピオン様に褒められた。
そろそろお帰りのお時間がやってきた。
「何もっていこうか〜」と辺りをキョロキョロ。・・・すんません、ガラーンとした何もない部屋で。そこで、用意したケーキ、にゃんにゃんにゃんこの”にゃんこケーキ”からイチゴを一つ取って、差し出してみる。組立て式のなので。「じゃぁ、これは？！」
そしたら受け取ったよ！ひぇ〜〜っ。手が接近！お、怒られそう（爆）
「あ、作り物なの？」と言ったスネイク様は、いつの間にか、椅子座って眺めてるし。さっきまで立ってたのに（笑）
「でも、付いてる方がかわいいから」と返してくれた。
そしてベッドの上を、ドカッドカッと２歩歩いて、ドアの側へ行くスコーピオン様。
ごっ、ごめんなさ〜〜い！一人しか通れない通路、塞いでた（爆）だって、普通に話してくれたＭａｄｓ様だったけど、やっぱ近寄りがたくて、広いスペースの端っこにいたの・・・（おいおいっ）
さささっと避けて振り返ると、椅子から立ち上がろうとするスネイク様もやや苦笑。わたしに？それともお行儀の悪いスコーピオン様？
「ぼんにゅいっ！」「ぼんにゅいっ！」と小さなフランス国旗を振りながら、部屋のドアは閉められた。

・・・終わった。時計を見ると２２時１７分。来るのおせーよ（爆）

隣りの部屋の人もイベント参加者なので、すぐにコンコンコンとノックが聞こえた。聞き耳立ててみる（笑）ノックの音はやけに長く聞こえた。どうやら部屋の住人は寝ていたらしい。やっと開いたところで
「帰っちゃうよぉ」
「いやですぅ〜」
声が遠のいて、もちろん、部屋の中の様子はわからない。少しして２人の「ぼんにゅいっ！ぼんにゅいっ！ぼんにゅいっ！・・・」の声。いつまでも聞こえてる。部屋を出てからも、廊下で連発しているらしい（＾＾；
さらに先の部屋は男性だったらしい。「むっしゅ〜だぁ」と聞こえてきた。そこで聞き耳お終い。

”Mads in Paris”と書かれてた、スネイク様から頂いたプレゼントを開いてみる。・・・苦笑。ディズニーランドパリのマップなどが不鮮明な（！）カラーコピーで印刷されただけの、ちゃちなものだった。一体なににそんなにお金使ってんの？ホテルも安いとこなのよ？ポーターもなしなのよ？城か？！城に金がかかったのか？！
・・・思わずそんなことを（爆）
イヤーマフは”Mads in Paris 2003”って入ってるけど、控えめだし、使えるかな〜ｖ前回のは着られなかったからな・・・。

←にゃんこケーキとプレゼント。

←スコーピオン様の足跡。

Ｍａｄｓ様は百薬の長（笑）
さっきの気持ち悪さはいったいどこに？！治っちゃった（笑）けど少しでも早く寝るために、キビキビ動いて、シャワーを浴びる。出てきて、さっきのお部屋訪問のことをメモ取ろうとしたら。・・・あら？夢心地だったのかしら。直前まで寝てたしな（＾＾；うろ覚え。なので、こんな感じだったよ、というのを書いた。
２３時２０分、幸せ気分で就寝。
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