上高地&松本日記
>2003.08.29-30<

行き先決定までの道のり。
近頃、ハイキングをしたい気分だったの。なんで?うーん。ストレスでも溜まってたのかな(^^;8月頭に母が登山に行って、そこまでは出来ないけど、歩きたい気分になっていた。そして万年どっか行きたい病にかかっているので(笑)8月終わりの夏休み(のようなもの)にどこか行きたいなぁと思っていた。
日光なら、特急で楽に行けるし、日帰りでふらっと行こうかしら?→あぁ、でも。やっぱ城見たい。→前から行きたかった松本なら、バス往復で安く行けるわ。→でもどうせなら泊まっちゃおうかなぁ。→松本に泊まれば、ハイキングスポット上高地、行けるよねぇ。→?!こ、これだぁ!→あぁ、でもこれじゃ一人旅はダメだ。→じゃぁ、友達に声かけてOKならこれで、ダメなら、バスだ。
という心の中でいろいろと考えて(笑)これってのがね、松本までの切符。良いのを見つけたのよ。ふふっ。
それは「松本・上高地めぐり姫きっぷ」だ!都区内⇔松本の往復特急(指定席v)と、松本⇔上高地、松本市内周遊バス、ついでに浅間温泉、美ヶ原温泉までの松本周辺区間の松本電鉄の電車&バスがフリーになるという大変お買い得なJR東日本の企画切符なのである。普通に都区内⇔松本だけでも元取れるよ。3日間有効なので、今回は1泊2日だったけど、2泊にしたら、かなり遊べる。
この企画切符、女性2名以上のグループでないと使えないので、一人旅ではダメだったのだ。
声をかけた友達が、わたしと同じく大ちゃん好きで、城好きでもある、ささくられん☆ちゃん。2人旅の始まり始まり〜♪

出発。新宿→松本→上高地。
よく関東脱出するけど、たいてい出発は東京駅か上野駅でうちから行くのはけっこう楽。でも今回は新宿駅ということで、乗り換え乗り換え乗り換え。ちょっと面倒(笑)いつもなら食事抜きで出かけることはないけれど、今回は朝早く新宿出発なので、睡眠時間確保しちゃおうと、朝食抜きで電車の中で食べようと思って出かけた。ら。胃がおかしくなった。・・・もうやめよう(爆)
あずさ2号なら気分(?)も出るというものだが、実際には特急スーパーあずさ3号に乗って、8時ちょうどに新宿を出発した。
駅ホームで調達したおにぎりを食べ、その後寝て(笑)2時間40分ほどで松本駅に到着した。
松本で一息つくことなく、今度は電車を乗り換え上高地まで行く。松本駅から乗り換えなしでバスで行くことも可能だが、本数が2本しかなく、時間が合わなかったので、乗り継ぐ方法になる。
まずは、松本駅で松本電鉄上高地線に乗り換え、新島々駅まで行く。この電車は2両しかないワンマン運転だった。途中止まる駅も小さいし、踏み切り鳴ってるし、窓からの眺めも田園風景が広がって、のどか〜な感じ。小さな牧場もあって、「牛だぁ!」とはしゃいでみる(笑)
天気は良くって、ドアのすぐそばにいたのだけど、差し込む日差しが眩しかった。
松本駅から新島々駅まで約30分。見えていた山が段々近づいていく。ちなみに”新島々”は”しんしましま”と読む。響きがかわいいよねv(笑)”しましま”だよ?!何で重ねるのさ!(笑)
新島々で電車を降りたら、今度はバスに乗り換え。接続の時間ははちゃんと考えられているのですぐ乗れるし、座れる人数分のバスを出してくれるので、慌てることもない。
新島々から上高地まで約1時間10分のバス旅。山道ということもあり、くねくねしてて途中危険だと思いつつも(バス酔いがねぇ)、トンネルが多くて暗くて眠くなって(笑)寝てしまって起きたらもうちょっとで着くとこだった(爆)
そして上高地バスターミナルに到着。たくさんの観光バスが停まっていて、人気の高さが伺える。帰りのバスに乗るには整理券が必要なので、何するよりも先に窓口でもらった。

昼食@上高地バスターミナル村営食堂。
1時近かったので、散策する前にバスターミナル2階の食堂で昼食をとることにした。”レストラン”ではなく、”食堂”ね。むか〜しからの観光地にあるようなやつ(どんなだ?!)入り口で食券買うとことか、チープで”らしい”よね(笑)
信州なら蕎麦なのに、ラーメン頼んでしまった・・・。こういう食堂とか海の家とかさ、ラーメンじゃない?カレーライスとかさ?(笑)イメージイメージ。
ラーメンとか蕎麦とか軽食系だけでなく、定食もあって、魚を串刺しにして塩焼きしてあるのとかあったみたい。店先でいっぱい焼いていて、厨房の人が外まで焼きあがった魚を取りに行ってたよ。生簀から生きた魚を網ですくってたりもしていた。

散策開始。河童橋。
上高地の地図はアルピコグループ(松本電鉄系)HPよりこちらを参考にしてみてね。
バスターミナルを出発!まずは梓川沿いの遊歩道を歩き、上高地と言ったらここ!な河童橋へ向かう。おっ!鴨ちゃん発見!・・・今回の旅行最初の写真がこれって(笑)だってかわいいしー。


バスターミナルから河童橋までは徒歩約5分。近い・・・。ガイドブックで見慣れた橋が見えてきて、感激する。

でもなんか違うって思っちゃって。それはたぶん、山に雪がないからかも。ガイドブックだと雪がうっすら残ってる写真が多いような気もするし。

河童橋は観光客でいっぱい!でも平日(金曜日)だから、まだましなのかなぁ?土曜日だったらすごそう。夏休み半ばとかも。この河童橋、架け替え前の方がよかったって、母親談。昔を知らないからなんとも言えない・・・。


河童橋の上から周囲を眺めてみる。緑鮮やかな山々に囲まれ、美しい川の流れがあって、ちょっと雲は多かったけど、差し込む眩しい日差しがあって、自然の美しさに心奪われる。来て良かったと思った!

河童橋からの眺めその1.梓川下流方面。川原で人が遊んでいるのが見える。


河童橋からの眺めその2.小梨平方面。山があんな近くにv


橋を渡ってバスターミナルとは反対岸に行き、川原に下りた。水がすごいきれいなの!透き通って底がよく見えた。手を入れてみると・・・。!!!冷たいっ!でもすごい気持ちいい〜♪
←おまけ(笑)

川原で鳩を追いかけたりして(笑)遊んだ後は、散策開始。こんな白樺の木が並ぶ遊歩道を歩く。イメージ通り(笑)


歩き始めると、人も河童橋のように連なるくらいいるわけじゃない。心地よい風を感じながら、時々伸びをしてマイペースでのんびり歩いた。空気も東京と大違いで、何度も深呼吸したくなる。
川を挟んでバスターミナルと反対側のこちらは、ホテルが立ち並んでいる。自然たっぷりのこの地によく似合う、かわいらしい山荘風と言ったらいいかな。泊まらなくても、お茶や食事休憩することも出来る。

歩いていくとウェストンレリーフがある。イギリス人のウェストンさんがこの上高地を世界に紹介したのだ。明治時代のこと。ふしぎ発見でもやってたよ。功績があるわりには、木に覆いかぶさったような、薄暗いところにある(爆)


ずっと白樺の道じゃなくて、梓川が良く見える開けたところもあった。
 

水の色が、ホントきれい。ぼーっと川の流れを見つめていても飽きないかも(笑)心安らぐよね。
でもゆるやかな川の音よりも、激しく流れる音の方が好き(笑)田代池より手前の田代橋辺りはけっこういい音してた(笑)ほら、水しぶきが他の写真より白く写ってるでしょ?


上の写真でいうと左側の、木が生い茂っている遊歩道を歩く。さっきまでとは違って、少し暗く、”ハイキング”な感じだ。さっきのは”お散歩”程度(笑)

歩いていると開けているところがあって、川のすぐ側まで行けた。またも鴨ちゃん発見!浮かんでいた枯れ木にひょいっと飛び乗った。わ〜、かわいいvお尻向けられちゃってるけど。
←Click Here!(笑)

↑の鴨ちゃんが行っちゃって寂しく思ってたら、ひょこひょこと子供が!まだ毛がふわふわしている。ちょこまか動くので写真を撮るのが大変(笑)身近に触れ合えるのも、自然がいっぱいだからだねv


到着したときから、雲は多くあったけど、時間が経つにつれて、厚くなっていって、隙間からお日様が覗く時間も短くなっていった。すっきり晴れていれば、近くの山々が見れたのに・・・。残念。


あまり遠くに行ってしまうと乗る予定のバスの時間までに戻ってこれなくなってしまうので、適当なところでUターン。

ティータイム@五千尺ホテル喫茶室。
再び河童橋付近まで戻ってきた。河童橋のすぐそばにある、五千尺ホテルの喫茶室でお茶することにした。わたしはフルーツゼリーのケーキと紅茶を注文。これだけでもけっこうなお値段する・・・。まぁ、美味しかったのでよし。いちごや桃、梨、パイナップルなどたくさん入っていたv紅茶はちょい渋。


窓際の席に着けるとさらに素敵なひと時を過ごせる。窓からは河童橋はもちろん、周囲の山々が望めるから。のんびり過ごしても良い感じvテーブルや椅子は松本の民芸家具を使っている。木で出来た、濃い茶色の家具で、温かみがある。落ち着いた気分でお茶を楽しむことが出来る。あと、ホテルオリジナルのケーキが限定発売されている。でもどれくらいもつのかはわからない・・・。

久々にいっぱい歩いて疲れていたので、まったり・・・というかへばってて(笑)、そこでしばらく過ごした。それから、近くのお土産屋を覗いた。まだ明日もあるし・・・。ということで、五千尺ホテル推奨の小さなワイン2本セットだけを購入。フルボトルだと持って帰るの大変だし。そんなに飲めないし。でも妙にワインが気になる今日この頃・・・(笑)お酒そんなに飲めないのに。ワインならすこーし飲めるようになったから、かな?

バスで松本へ&ホテル着。
行きは電車とバスを乗り継いだけれど、1日に数本、上高地から松本までの直行バスがある。帰りは乗り換えなしのバスにすることにした。上高地4時40分発で整理券を取っていたので、10分前にバスターミナルに戻った。人はまばら・・・。行きと違ってやはりばらけるな。整理番号順でバスに乗った。中には1人で登山してきた感じの若い女性がいて、大きなリュックを持っていた。かっちょいいなぁ・・・。

疲れていたので爆睡するかと思ったけど、そんなには眠れなくて(でも寝た・笑)、窓の外を眺め、早く着け!早く着け!と念じていた(爆)だって、バスの中寒くて・・・。

松本駅前にバスは到着し、ホテルへと向かう。予約したホテルは駅の近くではなく、城の近く。お城は駅より徒歩で約15分。ホテルへの距離もそんなものなのだ。初めての場所を15分・・・(怖)ガイドブックを手に、「どっちかなぁ・・・」とキョロキョロし、適当に歩き出す(爆)これだから方向音痴は・・・(^^;「たぶん、こっち・・・?」だからね(笑)歩いていたら目印になる郵便局を無事発見。そこからは遠いけど簡単だv

今日のお宿は松本ホテル花月。ここを選んだのは、お城の近くだからではない(爆)安いからだ!きっぱり(笑)一人4000円でも泊まれちゃうのだ!しかも某サイトを通して予約したので、そのサイトのポイントが使えてさらに安く・・・。ただ安いだけではない。良さそうvこれも重要。歴史はあるし、値段的にはビジネスホテル並だけど、お部屋は広そう。部屋やロビーなどいたるところで松本民芸家具を使用していてアンティーク調で素敵な雰囲気だ。レストランや喫茶室もあるし、大浴場もあるのだv
チェックインすると、係の人が部屋まで案内してくれる。おお!(笑)その辺違うな。・・・ライブ遠征ではビジネス多いからさ(^^;
お部屋はこんな感じ。わかりにくいけど。良い感じだったので、松本に行くときの定宿にしようかと思った。

夕食@ファミレス(笑)。
さぁ、夜ご飯はどうしよか。・・・周りには何もなさそうなのである。あ、あることはある。けど、気軽に入りにくそうな小料理屋っぽいとこだったり、とんかつ屋(だったかな?)だったり。相方は肉キライである。ガイドブックを見ると、近くに蕎麦屋があるようだった。信州と言えば蕎麦だけど、昼にラーメン食ったので、米希望。駅の方にパルコがあり、その辺ならあるかも?と足を伸ばすことにした。ホテルにもレストランあるけど、なんとなく避けた(笑)

う・・・、パルコまで来たけど、なんもないぞ?駅まで行かなくてはならないかと思ったら、ファミレス発見。ここでいいや、と即決。なんで松本まで来てファミレスよ(笑)・・・でも、こだわりないし食べられれば何でもいいんで。意外とうまかったわ。

夜の城攻め。
ご飯を食べてお腹いっぱいになった後、松本城に行ってみることにした。ライトアップしているかもしれないから。ホテルからホントに近いところに入り口があった。中に入ると・・・。
城だぁ!城っ!しーろぉぉ!狂喜乱舞(笑)お城をぐるりと取り囲むお堀、その周りは公園になっていて、本丸跡の方にはさすがに入れないが、夜間でも間近でお城を見ることが出来たのだ!来て良かった・・・(感涙)
お城を照らすライトがやたら眩しくて、それを避けられる場所を、写真を撮りながら移動する。公園内は暗い所もあるから、お堀に落ちてしまわないように気をつけた。柵もなんにもないからね(笑)

 
↑Click Here!(笑)

天守閣を真正面に望めるベンチに座り、2人まったりと眺める。「いいね〜v」「やっぱいいね〜v」なんて言いながら。ずっと見ていても飽きることはない。なんだかその場から去るのがもったいなくて、いつまでも見ていてもいいくらいで、立ち上がれずホテルになかなか帰れなかった。
お堀の水に映った逆さの天守も素敵だったが、夜なので写真を撮るのは諦めた。次の日撮ろうと思ったのに、結局忘れたのであった・・・(TT)
このままずっと見ていたら夜をこの場で明かしそうな勢いだ(笑)冗談で「ここで・・・(笑)」とか言ってたけど、ホントには出来ないので(当然だろ!・笑)「また明日ねv」とお城を後にした。

就寝。
ホテルに通じる道を曲がらずとりすぎて、コンビニに寄ってからホテルに戻った。コンビニまで徒歩5分?もうちょい?ホテルの周囲は静かで良いとこだよ〜。別の取り方すると(笑)
このホテルには大浴場がある。普段小さなお風呂に入ってるので、気合入れて、行こうとしたけど、あらら?れんちゃんはそういうのが苦手なようだ。なので一人寂しく行ってきた。大浴場は温泉ではないけれど、地元の水「深志の名水」を使っているそうだ。足を伸ばし、のんびりと浸かってよい気分だった。

今日一日、たっぷり歩き、疲れていたので、11時すぎくらいに就寝。女二人旅だろう?語ったりしろよ!って?・・・だって眠いんだもーんっ。明日も城が待っているしね!!!

2日目へ。


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