京都2日目

寂しくコンビニ。
朝食はついていないプランにした。だって、高いもん。朝食1200円。どうせ、朝はそんなに入らないし。近くのローソンのおにぎりとかで充分。ついでにThe Seekerをじっくり眺める(笑)今日、ライブでお会いしましょう〜♪

無心になっちゃった、東寺でね。
本日最初の目的地、東寺。バスで行けばいいものを、路線がいまいちわかんない、と電車乗り継ぎ、面倒くさいルートで行く・・・。
今日の天気は晴れ。すでに暑い。ハンドタオルと扇子をしっかり手に持ち、向かった。
東寺は教王護国寺とも言うが、護国寺の方が好きなのになぁと思う。国を護るんだよ、東の寺、よりかっこいいじゃん(笑)世界遺産にも登録されている。
門をくぐって中に入る前に、写真を撮った。近くに歩道橋があって、そこに昇って撮るとGood!ハガキサイズの用紙に印刷したら、ポストカードみたい!と母が絶賛。わたしのセンスというよりも、誰が撮っても絵になってしまう街だからでは・・・。

このお寺は東寺真言宗の総本山である。わたしにとって、真言宗が1番身近な仏教の宗派だ。理由はくだらないんだけど(笑)オカルト・サイキック系のコミックスや小説で真言唱えて怨霊とかを消してみたりとか・・・。これから見る仏像だって、異世界(天界)物の話なら夜叉王とか帝釈天とか、キャラクターになってるし。そんなもんなの、わたしって(笑)
1番の見所は、講堂にある立体曼荼羅かなぁ。中に入ると21体もの仏像が。入った瞬間圧倒される。別の世界に踏み込んでしまったかのようだ。わたしは明王や天部のような、厳しい怒った表情をし、手に武器などを持っている仏像の方がかっこいいから好きだ。全然、全く詳しくないけど。けれどここに来たら、本尊・大日如来の大きさを前に何も考えられなくなった。”大きさ”っていうのは、仏像そのものの大きさではなくって、懐の広さみたいなそんなんで。しばらくじっと見入ってしまった。
この寺の年表を見ると、おおっ、わたしの好きな織田信長と縁のある地でもある。上洛した際に宿所にしていたのだ。もちろん、ここ1箇所だけじゃないけど。

↑お庭からの眺め。逆光で暗くなってるけど。ベンチに座って庭園と五重の塔を眺める。でも、のんびりくつろぐには日差しが眩しく暑すぎた。
さて、お次の目的地は・・・。

敵は本能寺にありっ!
信長好きとしては外せないポイントかな、と。もっちろん、彼が生きていた頃のものは現存するはずもないし、当時建っていた場所に再び作られたわけでもないが。本能寺の変の時、自ら火を放ち、自刃したといわれている。
明智光秀、なんで謀反なんて起こしちゃったんだろうね。謎だ。しかもいわゆる”3日天下”だし。(実際には本能寺の変から12日目に秀吉に倒されている)学校の授業で習った程度の知識しかなかったころは、せっかく倒したってのに、さっさとやられちゃって、間抜けなヤツ、という印象だった。でもいろいろ小説とか読んでみると、天下が欲しくて謀反起こしたわけでもないのかなって、思うようになった。
光秀は信長にとってお気に入りだ。難しい仕事を任せられ、自分を信頼してもらえていることに満足し、さらに仕事に励む光秀。けれど、信長は信頼しているからこそ、厳しく接していた。”アメとムチ”なら、他の重臣たちよりも多い”ムチ”で。いつしか信頼感がすれ違い、光秀は歪んだ考え方をするようになる。厳しく当たるのは、ミスを犯した自分を失脚させるため、捨てるためなのでは?、と。それならば、いっそこの手で殺してしまえとでも思ったか。それとも、自分に対して必要以上に厳しく当たり、畏怖を抱かせる信長に、恐怖の表情でも浮かばせてやらねば気がすまなかったのか。
・・・な〜んてね。実際のところは、光秀にしかわっかりませ〜ん。

本能寺の目印はホテル本能寺会館。どっかで聞いたことあるなぁと思ったのだが、実際に行って思い出した。高校の修学旅行で泊まったんだった。その頃は、信長なんて興味なかったんだっけ。ちょっともったいない・・・・。

現在の本能寺はなんてことない、フツーの小さなお寺だった。どこの町にもあるような。わたしが行った時も普通に法事も行われていた。”本能寺”と名が付いてるんだから、もっとすごいの作ってあげなさいよ!って感じ(笑)でも普通と違うのは、信長の廟所があるのと、隣りに宝物館があること。

宝物館は、500円も払ったのに、うっそ・・・、それだけ???って気持ちのが大きい。だって会議室くらいの部屋に展示されてる品、約50。それだけ。もっとすごいのかと思ったのにな。これだけ残ってるのだけでもスゴイのか・・・?
信長の肖像画で、髭がないものがあり、それはとても珍しいもの。森蘭丸の刀、なんてのもあった。戦国時代の物をじっくり見たことはなかったので、少ないながらも興味深かった。

かるちゃーしょっくっ!
わたし、知らなかったの。お昼に入ったお蕎麦屋さんで、”京風たぬきそば”を頼んだ。京風ってどんなだろうって思って。そうしたら、どろっとしたあんのような汁のなかに、お蕎麦が入ってて、上に乗っているのは、油揚げ。あ?あれ〜?これってキツネじゃないの・・・?不思議に思いつつ食べていた。帰ってから聞いたけど、逆なんだって?不思議ー。

外国人も魅了する?二条城。
中学の時だったかなぁ。行ったことある気もするんだけど、よく覚えていないのでまた来た。今回の旅のテーマとしては、3大天下人、信長・秀吉・家康に所縁のある所へ、というのがあったりする。ここ、二条城は家康が築城し、宿所としていたところ。
外国の方がとても多かった。各所に英語の説明文もついている。小姓や重臣とかは英語に訳されているのに、将軍は”SHOUGUN”。そのままでみなさんわかるのだろうか。ガイドブックに書いてあったりするのかな。
二条城二の丸御殿にのみ入ることが出来る。個人で行っても、主要なところに説明用の音声があるからわかりやすい。廊下は有名なうぐいす張り。鳴いてる鳴いてる♪、なんて思いながら歩いた(笑)

この日、ずいぶんと暑かったせいか、もうバテバテ。せっかくキレイな庭園に行っても、日陰がない!「もう歩けな〜い、帰ろう」とささっと敷地内を一周して約1時間ほどで出てきてしまった。ダウン寸前。そんな中撮ったのが、こちら。

←二の丸
庭園→

Splash Dolphin’s GARDEN!
一旦ホテルに戻り、ちょっと休憩。そして新大阪までライブの為に出掛ける。出演はDANK、サカノウエヨースケ、コタニキンヤ、RUN&GUN、そしてThe Seekerという、ライブイベントだ。会場前で友達に会う。関西弁が飛び交っているのに、多少の違和感を感じもしたが、すぐに消えた。しゃべっていたのが関東からの参加組みだったので、大阪という気がしなくなったからだ。彼女たちと別れて、大阪の友達と話し始めたら、あれ〜、なんか関西弁に影響されている気が。微妙に訛っちゃって、恥ずかしかった。それだけ自分が言葉に強い意識を持っていないということ。関西の人が東京来て、東京の人と話しても、影響されるなんてことないでしょ?関西の言葉には強いパワーがあるのだと思う。

地震怖い・・・。
ライブ後、京都に戻り、遅めの夕食。面倒なのでマックで済ます。全国、いや世界中安心して入れるのはマックだけ(笑)でも1リットルのコーラは恐ろしいよ(@イタリア
ベッドの上でくつろいでいると、突如、ぐらぐらっ!!!地震だ!!!普段地震なんて怖くない。仕事終わって着替え中、けっこう大きい地震がきても、平然と着替えていたくらい(バカ・笑)まだ上がってなかった同僚が、バタバタと走ってきて「はるかっち、大丈夫っ?!」「・・・何が?」同僚がく〜んっ。別に何も落ちてこなかったし・・・。っと話それた。そのくらい平気なわたしだが、うちから遠いところで、しかも1人小さな部屋にいるときでは、さすがにアセアセ。1人で死ぬのはいや〜って感じで(笑)TV見てたら、震源地がまさに今いる京都!震度4!やめてくれ〜い。心配してくれたそこのアナタ!ありがとう。無事、こんな文章書いてまし。

寝てる間にまたきたらやだよ〜、とちょっと不安に思いつつも就寝。ベッドに入ってやってきたのは、友達からのやや遅れた”大丈夫?”メールだった。

3日目。


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