>伊豆日記<
2日目(2003.01.19)

朝起きたら、窓の外はどんより曇り・・・。とりあえず、第一目的の水仙は見られたから良いんだけど。今日は山に登って景色を眺めたかったから、ちょっとショック。

7時くらいに起きて、朝風呂へ。また風呂かよ、みたいな(笑)でも温泉行ったらやるでしょ?貸切状態で最後の温泉を楽しんだ。
朝食はいつもおにぎり2個に味噌汁というシンプルなので、これだけ食べるのは珍しい。鯵の干物は小さいながら身がぎゅっと詰まっていて見た目より食べでもあり、おいしかった。味噌汁は伊勢海老で出汁をとってある。夕食の時言われたんだ。「この(刺身の)伊勢海老の頭は明日の朝味噌汁に入りますのでね」って。頭1つ入っていると思ったら、半分にされていた・・・。三重で食べたの方がおいしかったな。本場だしな(おいおいっ)
朝食

8時45分、ホテルを出発。まずは弓ヶ浜からハイキング。タライ岬というところまで行く。片道30分くらいかな。
空が、雲で真っ白で・・・。暗い写真になっちゃった。弓ヶ浜は、大きく弧を描いたきれいな弓形の海岸。だからその名が付いたんだねぇ。
弓ヶ浜

少し歩いて、お隣の浜、逢ヶ浜。弓ヶ浜はさらさらの砂浜だったけど、こちらは石が大小さまざまなごろごろしていて、海水浴向きではない。海には変わった形の岩が並んでいる。
逢ヶ浜

逢ヶ浜からタライ岬歩道が本格的(?)スタート。ちょっとした山登り。この辺りから雨が降り始めてしまった・・・。折りたたみの傘を取り出す。
タライ岬歩道
波の音を聞きながら山道を歩く。段々波の音から遠ざかった。時折、木々の合間から海が見える。天気が良ければ、気分爽快だろうな。
日ごろの運動不足からか、けっこう疲れてしまった・・・(^^;途中に分岐点があった。どの道行ってもタライ岬には着くのだが。「らくらくコース」と「健脚コース」さぁ、どちらに行く?父に問われて、即答。「らくらく!らくらくぅ!」情けないけど。そしたらホントにらくらくで、健脚コースでも良かったかも。

そこから5分ほどでタライ岬到着。
タライ岬

天気が良ければ、伊豆七島も見えるはずなのに・・・。
タライ岬から タライ岬から

帰りは健脚コースを歩いて、再び弓ヶ浜に戻る。タライ岬から、田牛という所までハイキングコースは延びているのだが、そこまで行ってしまうと帰りが大変。田牛から下田へ行くバスが1日4本くらいしかないらしい。タイミングが合わなければ、なかなか帰れなくなってしまうのだ。弓ヶ浜から下田へのバスは1時間に2本・・・。バスが来るまで時間が開いていたので、浜辺で一人遊ぶ。両親はベンチに座って休んでいた。
波

雨は止んだ。厚い雲の切れ間から、ちょっとだけ太陽が顔を覗かせて、海がキラキラと輝いた。輝いてたときは撮れなかった。だって遠くだもん・・・。

バスに乗って、下田駅へ戻った。近くにロープウェイがあって、寝姿山に登ることが出来る。自然公園になっているのだ。天気は相変わらず良くなかったけれど、予定していた通りに行ってみることにした。
写真記念館というのが、自然公園内にある。そこの入場料とセットの往復乗車券を買った。母が言う。「あんた、ドレス着なよ」写真記念館は、古かったり珍しかったりするカメラや、歴史的に価値のある写真を展示してあるところ。そこで、ドレスや軍服に着替えて記念撮影が出来ますよ、という企画をやっているのだ。・・・ありがち企画。ロープウェイチケットを売っている窓口にはその記念館の宣伝もしてあって、ドレスと軍服を着てにっこり笑ってる写真が飾られてある。そのモデル、なんと、モト冬樹と酒井美紀(たぶん・・・)ちゃん。こんなとこ来たのか・・・。
母には「着るわけないじゃん」と答えて、窓口で貰った自然公園のチラシを見ていたら、やはり載っていた記念館の写真も。その写真だとお母さんと娘さんらしき2人組が写っている。「わたし、これ着る(笑)」母に指差したのは軍服(笑)娘さんが軍服姿だったのだ。そっかー、女の人でも軍服いいんだ〜。っつうことで、母がドレス、わたしが軍服で写真を撮ることになってしまった・・・(^^;

寝姿山の自然公園にはたくさんの花や木が植えられているみたい。桜もある。今咲いているのは寒桜だ。まだ3分咲き。ロープウェイ山頂駅の所にあるお土産屋のところに「寒桜 3分咲き」と書かれた看板があったから、3分咲きとわかったのだ(笑)けど咲いているのはこの木くらいで、他はまだつぼみだった。
寒桜

いくつかある展望台。雨は降っていなかったけれど、雲が厚くて、真っ白。天気が良ければ、眼下に広がる下田港だけでなく、昨日行った爪木崎の方も、伊豆七島も眺めることが出来るのに。
下田港ではペリー提督率いる黒船が投錨したということからか、遊覧船もあるようだ。
寝姿山 寝姿山から 黒船←黒船

上のほうに進んでいくと愛染明王堂がある。こじんまりしたお堂だが、観光ついでにくる人がけっこういるらしい。周りの木にはおみくじがいっぱい結んであったし、絵馬もかかっていた。何気なく絵馬を見ていたら「愛染観音さま、ありがとうございました」みたいのがあって・・・。おいおい、明王と観音は違うだろって(^^;
愛染堂
おみくじは近くの休憩所の中の自動販売機だ・・・。100円入れて、引いてみる。「末吉」しかも限りなく「凶」に近いらしく良いこと書いてなかった。書いてなかったので、さっさと木に結んで忘れた(笑)

それから写真記念館へ。ロープウェイの往復券とセットで買ったけど、買ってなくて入りたくなったら320円の入場料を支払わなくてはならない。けど、ここにそんな価値は・・・、はっきり言ってないかと。一般的に思い浮かべる小さなコンビニよりも狭い。そこに昔のカメラや、写真が展示されているだけ。まぁ、写真は興味深いけどね、好きな人には。江戸城の写真もあって、嬉しかった(笑)あとね、外国人向けのお土産用写真が展示されているのだ。いつの時代だかわからなかったけど、明治とか大正とかかなぁ。日本の風俗写真。えっちいのじゃなくって(笑)タイトル「あんま」おじさんがマッサージしてる所の写真だったり。

そしていよいよ写真撮影を(笑)撮影室には先客がいて、終わるのを待つ。年配のご夫婦で3回くらいこの寝姿山に足を運んでいるらしいが、気になってはいたものの、勇気がなくて出来ないでいたらしい。母はお友達とこういうドレス着せてくれるとこ行ったこともあるみたいなんだよね。でも男の人は勢いないと出来ないかもね。最初は母とわたしだけの予定が、勢いで父も軍服を着ることに(笑)着ておけ着ておけ〜(笑)そんな機会2度とやって来ないぞ(笑)母は「両手に花」状態だ。写真は自分のカメラで行う。3人とも着替えちゃったので、係りのお姉さんが3回ほど撮ってくれた。あとは10分程度時間をくれて、自由に撮影。母はドレスが重いらしく、いすに座ったまま(笑)意外と父もノリノリであった(笑)
ドレスと軍服←本人の希望により、母の顔は隠させていただきます(笑)
おバカな3人だなぁなんて思いつつ、けっこう楽しんで終了(笑)次は京都行って舞妓になるか?!(爆笑)

景色が十分に楽しめなかった分、違うところではしゃいで下山。
昼食は駅近くの定食屋さんで、ネギトロ丼を注文。1400円と、かなり高いのだが、味は抜群!さっすが海の幸が豊富なところである。新鮮だもん。その辺のとは違〜う。めちゃめちゃ旨かった。電車の時間が迫っていたので、やや焦りながらの食事となってしまったのが残念なところ。
駅のお土産屋さんで、「伊豆限定」と書かれたキャラメルコーンいちごミルク味を購入。箱の中に小袋8つ入っている。帰ってきて箱を開けて取り出してがっかり・・・。だって小袋のところには「伊豆限定」が書いてないんだもん。どこ行ったかわかんないじゃんっ。けど美味しかったv

帰りの特急では3人とも爆睡。思い切り楽しめたしね。また家族旅行ってのもいいかもしれないな・・・。


写真集ページには、日記には載せなかった写真を掲載しております。合わせてご覧くださいねv


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